News Search

News

嘉手納基地の取り組み

  • Published
  • By Staff Report
  • 第18航空団広報局

2020年4月7日付

ここ数日間、沖縄における新型コロナウィルス感染者の数が大きく増えています。4月7日、県内で新たに12名の感染が判明しました。状況の変化に対応すべく、第18航空団は嘉手納基地で勤務する皆さんと私達の任務をしっかり守るため、基地の外における移動の制限をより厳格にします。基地の外での行動に関する今回の指針は、すでに発出されたものに代わるものです。

以下の移動制限が第18航空団所属の全軍人に適用されます。

ー嘉手納基地に居住する軍人は嘉手納基地に留まるものとする。

ー嘉手納基地に居住し他の軍施設で働く軍人は自宅と職場間の移動を除き、嘉手納基地に留まるものとする。

ー嘉手納基地の外に居住する軍人は、自宅と職場・軍施設の間の移動のみに限定される。

上記の制限措置の例外として、6フィートの対人距離(ソーシャルディスタンシング)を十分に保ちながら、生活・健康・安全に関する活動は可能とする。 許可されうる基地の外での活動は、以下に限定される。

ー保育所または学校等への登下校における送迎。

ー家賃、光熱費の支払い、銀行取引など住宅や財務に関する活動。

ー食料品の購入、その他生活必需品の調達。

ーウォーキング、ランニング、サイクリングなどの屋外での運動。

ー自動車税の支払いなど日本政府より求められる行為。

ー医療または獣医の診療。

ー車の修理や給油。

ー飲食店またはコンビニでの飲食物のテイクアウト。

ー司令官から許可された健康診断等。

第18航空団の軍人以外の者や航空団に所属しない者も、上記の指針に従うよう強く推奨されます。嘉手納基地に出入りし新型コロナウイルスの感染の深刻なリスクとなる行為をした者、または部隊の健康・安全・福祉の脅威となる者は基地への立ち入りが取り消される場合があります。軍人の家族が指針に従わなかった場合、その責任者は家族のスポンサーとしての資格を失い、その家族を先に帰国させる措置がとられる場合もあります。

航空団幹部は引き続き、沖縄における状況を注視し、状況に応じて方針を修正していきます。新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、一人一人が責任を果たさなければなりません。指針に従い、所属部隊の幹部と連絡を取り、お互いに頑張っていきましょう。